診療所新規開業の基礎知識
診療所の新規開業には、様々な準備が必要となります。以下では、主に以下の6つのステップについて説明します。
1. 開業計画の作成
- 診療科目の決定
- どのような診療科目を行うのかを決定します。
- 開業場所の選定
- 患者さんのアクセスや競合状況などを考慮して、開業場所を選定します。
- 経営計画の作成
- 収支計画、人員計画、設備投資計画などを策定します。
2. 物件の選定・設計・施工
- 診療所の広さやレイアウト
- 必要な医療機器や診察室などを考慮して、診療所の広さやレイアウトを設計します。
- 医療機器の選定
- 必要な医療機器を選定し、購入します。
- 内装・外装工事
- 診療所の内装・外装工事を行います。
3. 医療機器の取得
- 医療機器の購入
- 選定した医療機器を購入します。
- 医療機器の設置・検査
- 医療機器を診療所に設置し、検査を行います。
4. 許認可の取得
- 開設届の提出
- 所轄の保健所に開設届を提出します。
- 保険医療機関の指定申請
- 保険診療を行う場合は、厚生労働省に保険医療機関の指定申請を行います。
- その他
- 必要に応じて、消防署への防火管理者選任届の提出や、薬剤師免許の取得などを行います。
5. 採用・研修
- 医師、看護師、事務職員などの採用
- 必要に応じて、医師、看護師、事務職員などの職員を採用します。
- 職員の研修
- 採用した職員に対して、必要な研修を行います。
6. 開業
- 開院式
- 開院式を行い、地域住民に診療所のことを周知します。
- 診療開始
- 患者さんの診療を開始します。
その他
- 開業資金
- 診療所の新規開業には、数百万円から数千万円程度の資金が必要となります。
- 金融機関からの融資や、補助金の活用などを検討することができます。
- コンサルタントの活用
- 診療所の新規開業には、様々な手続きや準備が必要となります。
- 専門的な知識や経験を持つコンサルタントに相談することを検討すると良いでしょう。
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